システム開発コラム集

システム開発コラム集

システム開発に関するコラム集です。

2.顧客管理システムはこう作る

システム屋さんに、一般的な顧客管理システムを依頼する時のコツの様なものをご紹介いたします。

■作るのは誰か

依頼者は、普通、プログラムを組む事が出来ません。
もし、プログラムを組む事が出来るのであれば、自分で作ってしまいます。その発想です。
つまり、作るのは依頼者です。でも、依頼者はプログラムを組む事が出来ないのでシステム屋さんが代わりにプログラムを組んでいるのです。

■主眼は何か

何がしかの業務の不便さの解消を望んでいる所からスタートしているので、「主眼は何か」などと言う質問は、愚問であるとお考えになると思います。しかし、一度立ち返って、本当にそれで良いのか良く考えてください。システムを作っていくうちに、主眼が、ズレてくる依頼者の方を、時々お見受けします。そうなった場合、追加の見積を要求されたり、作ったけど、非常に使いにくいシステムになったりして、良い結果は得られません。
依頼する前なら、いくらズレてもお金はかかりません。
しっかりと考えてから依頼してください。

■顧客は誰か

得意先、取引先等の会社の人が顧客ですか?
一般の主婦や幼稚園の子供さんですか?
それによりデータの内容が異なる事は、容易に想像の付くところですね。得意先の情報なら、会社名や会社の住所が必要ですが、個人の住所は不要ですね。幼稚園名簿なら、父兄の名前、緊急連絡先等の項目が必要になりますね。システム屋さんは、ある程度、その辺を考えて、気を利かせて項目を用意してくれますが、それは、一般的な項目までで、あなたが必要とする固有の項目情報は知りません。必要な項目は、全て伝えておくと良いと思
います。

■基本は住所録

顧客管理システムの本筋は住所録です。
操作しやすく使いやすい住所録システムに出来上がっていたら、そのシステムは、90%成功といって良いでしょう。この辺りは、システム屋さんの技術力や力量にもよるとは思いますが、先ず依頼者が、要望を、まとめておくことは重要です。頻繁に入力する項目等は、なるべく入力ステップを少なくする方がよいでしょう。
また、大量の住所情報をCSV等のファイルを取得する事が多い業務なら、ファイルインポートの機能を強化したほうが良いでしょう。業務、作業、要望を伝えましょう。

■オプション機能で生きる

住所録システムを顧客管理システムへ昇格させるのは、オプション機能の追加です。メール送信、年賀状印刷、宛名ラベル印刷、メール送信履歴や営業対応履歴、お知らせメールの発行やイベントの出欠管理、等。沢山の可能性が考えられ、創造は広がります。
これらの機能は、基本である住所録の完成度が高ければ、システム完成後にでも、別工数ですがシステムに追加できる機能です。使いにくい住所録システムに、これらの機能を追加しようとは考えませんよね。

■見積依頼

上記がまとまったらシステム屋さんと打合せをし、要望を伝えて見積をお願いしてください。出来るなら文章等にまとめて、システム屋さんに渡すと要望が伝わりやすいと思います。

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