お客様の声

株式会社丸山製作所 代表取締役 丸山智正 様

写真の管理や検索機能は、オーダーメイドのソフトでなければこなせない部分でした

株式会社丸山製作所 
  代表取締役 丸山智正 様

プロフィール

「遊具のマルヤマ」として60年以上のキャリアを誇る丸山製作所は、公園などに設置される遊具やベンチ、エクステリアなどの設置や点検を手掛けています。

ホームページ http://www.k-maru.co.jp/

株式会社丸山製作所の丸山智正様に、インタビューをさせていただきました。

Q1: どんなソフトの開発を依頼したのですか?

私どもの仕事のひとつである「遊具の点検」は、膨大な数の遊具の劣化状況等をまとめて、報告書を管理者に提出するという作業があります。以前はこの報告書は、請け負う各社が独自で作成して提出するというかたちでした。  

しかし、ここ数年遊具の劣化による事故が多くなり、国(国土交通省)の方でも適切な維持管理を各管理者へ求めるようになりました。そして、2008年に維持管理面での内容をより充実させた国の指針が改訂され、同時にJPFA(日本公園施設業協会)によって安全規準も改訂され、その中で遊具毎に詳細な点検項目と判定の目安が設定されたんです。そこで、この作業をデータベース化して管理し、もっと合理的に報告書を作成できればと考え、この【施設点検システム】の開発を依頼しました。


Q2: ソフトを開発するにあたって、弊社を選んだ理由はなんですか?

私どもの会社ではH14年頃から、アクセスとエクセルなどを使って手探りで作ってはいたんです。最初は自作で始め、詳しい知人に頼んだりしていたんですが、なかなか思い通りにはいきませんでした。
特に、2008年の安全規準の改訂以降は、単純に点検の最終結果だけをデータベース化するのではなく、点検項目の一つ一つをレコード化して管理できないものかと考え、もうプロに頼むしかないと思いました。  

そこでソフト開発をしている会社をネット検索し、ネーブルスさんに依頼しました。正直、未知数の部分もありましたが、細やかなフォローでレスポンスも早く、なにより、毎回こちらのイメージに近いものが上がってきた。私と感覚的に近いところがとても進めやすかったですね。


Q3: パッケージソフトでなく、オーダーメイドを希望したのはなぜですか?

各施設の点検項目のデータは医者のカルテと同じで、プロが見なければわからないところがある。単純なファイリングではダメなんですね。また、写真の枚数が非常に多くなり、膨大な写真の管理が課題でした。実は市販の工事写真管理ソフトも使ったことがあるんですが、みな帯に短し…で、取り込んだデータが無駄に大きくなりすぎて動かなくなったこともあったり(笑)。

軽快さと写真の管理、要望に応じた検索機能については、やはりオーダーメイドでなければこなせない部分だと思いました。


Q4: 開発の過程や運用上でなにか不都合なことはありましたか?

開発の段階で困ったことは特にありませんが、当初、細かなバグ取りは大変でしたが、それもだいぶ解消されました。     欲をいえば、内容が細かいので画面のインターフェイスの改善ができれば最高ですが、これくらいが限界かな? 使い慣れたせいかもしれませんが、使い勝手はかなり良くなったと思っています。


Q5: 運用を始めて、どれくらい経ちましたか?

現在でもカスタマイズ中ですが、ソフト開発を発注してから1年足らずで運用を始められ、そこから約1年経ちました。2010年2月時点で約1万7千基強の施設の点検データがデータベース化されていますが、たった1年でここまでデータベース化できたというのは予想以上でした。


Q6: 弊社が開発したソフトを運用してみた感想を教えてください

遊具数だけでも登録が約1万7千基もあるうえ、点検の中身も複雑化してきて、劣化と基準の両方から総合判定をしなければいけない。点検作業の大変さや責任の重さは軽くなるわけではありませんが、入力と管理の手間は圧倒的に楽になりました。とくに写真管理についての便利さは歴然と差がでました。  

以前は個々の点検表と総合判定の結果が合わないなどの単純なヒューマンエラーも多かったのですが、このような判定の管理はソフトが行ってくれるので、こうした初歩的ミスはもちろんなくなりました。

さらに、時系列にデータベース化することで、点検だけでなく、将来的な修繕等の営業計画も立てられる。これからの維持管理社会おいて、これはメーカーにとってはとても有益なことですしね。
必要な帳票類を自動的に出力する機能や、報告書を提出する発注者側からみても、すぐに見たい項目だけを見られるので、大変満足しています。
ただしデータベースが、そろそろアクセスでは限界に来ており、SQLServerへの移行を既にお願いしているところです。

取材ライター : 浦川 Urakawa

このページのインタビュー&撮影は私が担当致しました!

取材ライター 浦川

取材ライター : 浦川 Urakawa

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