システム開発コラム集

システム開発コラム集

Aceessでのシステム開発に関するコラム集です。

132.Accessでのシステム開発はDXに活かせる?意外と知らない活用法

DXという言葉を耳にする機会が増えたものの、「自社には関係ない」と感じている中小企業も多いかもしれません。しかし、DXとは必ずしも最先端のクラウドやAIを使うことだけではありません。
実は、Accessでのシステム開発も、身近なDXの第一歩になるのです。

多くの中小企業では、紙の書類やExcelファイルを使った業務がいまだに主流です。
情報がバラバラに管理されていたり、手作業での集計に時間がかかったりと、非効率な部分が残っています。Accessでの開発は、こうしたアナログ業務をデジタル化し、情報を一元管理することで、業務の「見える化」と「自動化」を実現できます。

たとえば、営業日報や顧客管理、在庫管理など、日々のルーチン業務。
Accessでのシステム開発によって、複数のファイルに散らばっていた情報を1つのデータベースに統合し、必要なときにすぐ取り出せるようになります。
さらに、検索・集計・帳票出力も自動化できるため、作業時間の短縮とヒューマンエラーの削減にもつながります。

Accessでの開発は、現場の担当者が実際の業務に合わせて設計できる点が大きな強みです。
複雑なIT知識がなくても、柔軟にカスタマイズができるので、外部のITベンダーに丸投げせず、自社内でPDCAを回しながら改善していくことが可能です。これはまさに、DXにおいて重要とされる「自走できる仕組みづくり」に通じる考え方です。

また、Accessでのシステム開発は、将来的な拡張性も見込めます。
たとえば、Accessをフロントエンドとして、SQL Serverなどの外部データベースと連携させることで、より大規模で安定した運用が可能になります。これにより、Accessで始めた小さなDXが、次のステージへとスムーズに進化していくことも期待できます。

意外と見落とされがちなのが、Accessによる情報共有の仕組みです。
ファイルをネットワーク上で共有すれば、複数の社員がリアルタイムで同じデータにアクセスでき、部門を超えた連携が促進されます。
これは、デジタルツールによる業務のつながりを強める、DXの基本的な考え方にぴったり合致します。

Accessでの開発は、最新のトレンドではないかもしれませんが、現場に寄り添ったDXの起点として非常に有効です。すぐにクラウド化やAI活用に進む前に、まずは足元の業務を見直し、Accessでのシステム開発から始めてみる。その一歩が、中小企業の未来を大きく変えるきっかけになるかもしれません。

 

 

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