システム開発コラム集

Aceessでのシステム開発に関するコラム集です。
241.Microsoft Accessの学び直しに最適!バージョン差異と注意点を押さえる
長年Accessを使ってきた方でも、久しぶりに触ると「操作が変わった」「機能の位置が分からない」と戸惑うことがあります。
特にバージョンによる差異や注意点を理解していないと、学び直しの効率が下がってしまいます。ここでは、Microsoft Accessを再学習する際に押さえておきたいポイントを解説します。
1. バージョンによるUIや機能の違い
Accessは長年にわたってアップデートされており、ユーザーインターフェースや機能に差異があります。
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Access 2010以前:クラシックなリボン形式、マクロ機能中心
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Access 2013〜2016:リボンの整理、Webデータベースへの対応、クエリデザインの改善
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Access 2019以降 / Microsoft 365版:クラウド連携強化、VBAの安定性向上、最新のデータ型やテンプレート対応
古い知識のまま操作すると、リボンやプロパティの位置が変わっているため、手順どおりに作業できないことがあります。
2. データ型や機能の差異に注意
Accessのバージョンごとに、一部データ型や機能に差異があります。
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日付・時刻型の扱い方やフォーマット
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数値型の精度や計算式の互換性
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クエリやVBAで使える関数の追加や非推奨化
再学習する際は、自分が使うバージョンに合わせたデータ型や関数の仕様を確認しておくと、作ったアプリの互換性や動作トラブルを防げます。
3. VBAコードとマクロの互換性
AccessではVBAとマクロの両方で自動化できますが、バージョンによって互換性や動作が異なります。
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VBAは比較的安定していますが、Office 365版ではセキュリティ設定によって実行が制限される場合があります
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マクロはWeb対応や新しいプロパティが追加されており、古いマクロは動作しないことがあります
過去に作ったシステムを学び直しながら改修する場合、VBA・マクロの互換性を意識することが重要です。
4. クラウド連携や外部データとの接続
最新のAccessでは、SharePointやOneDrive、SQL Server、Web APIとの連携が強化されています。
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データをクラウド上で共有したい
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他システムのデータを取り込みたい
こうした新しい機能を理解することで、Accessを現代の業務システムとして再活用できます。
5. 学び直しのおすすめステップ
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自分のAccessバージョンを確認する
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テーブル作成・フォーム作成・クエリ作成の基本操作を再確認
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VBAやマクロを使った簡単な自動化から始める
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最新機能やクラウド連携も少しずつ取り入れる
Microsoft Accessの再学習は、バージョン差異や注意点を押さえることで効率的になります。
過去の知識をそのまま使うのではなく、最新仕様を理解しながら段階的に学ぶことで、短期間で実務に活かせるスキルを取り戻すことができます。

