システム開発コラム集

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Aceessでのシステム開発に関するコラム集です。

177.Accessでのシステム開発初心者が最初に読むべきおすすめ書籍・教材まとめ

Accessを使って業務システムを開発したいと考えたとき、最初にぶつかるのが「どこから学べばいいのか分からない」という問題です。Microsoft Accessは見た目は親しみやすいものの、実際にシステム開発を行おうとすると、データベース設計、フォーム作成、クエリ構築、VBAプログラミングといった幅広い知識が必要になります。この記事では、Accessでのシステム初心者が迷わず学習を進められるよう、基礎から応用までカバーしたおすすめの書籍・教材を厳選して紹介します。

1. Accessの全体像を掴むならこの一冊
『できるAccess パーフェクトブック 困った!&便利ワザ大全』(インプレス)
Access初心者にとって最も重要なのは、操作に慣れることと基本機能を一通り知ることです。この書籍は図解が豊富で、操作手順をステップバイステップで丁寧に解説してくれます。業務システムを作るうえで頻出する「困った!」を具体的なワザとして紹介しており、初心者でも読みながら実践しやすい構成です。

2. データベース設計の基礎を学ぶための教材
『リレーショナルデータベース入門』(技術評論社)
Accessでシステム開発をする際、いきなりフォームやクエリから始めてしまう方も多いですが、本来は「テーブル設計=データ構造」がすべての土台になります。この本はAccess専用ではありませんが、リレーショナルデータベースの基本を初心者向けにやさしく解説しており、正しい設計を学ぶのに最適です。

3. VBAに挑戦する人へのおすすめ
『Access VBA 実践プログラミング』(秀和システム)
Accessで業務を本格的に自動化したり、複雑な処理を行うにはVBAの知識が不可欠です。本書は業務システム向けの実践的なサンプルが豊富で、基礎からステップアップして学べる構成になっています。フォームの動的制御やイベント処理など、実務にそのまま使える内容が詰まっています。

4. オンライン教材で手を動かしながら学ぶ
Udemy:『【初心者向け】Accessでできる業務システム構築入門』
動画で学びたい方にはUdemyの講座が非常におすすめです。実際の画面を見ながら一緒に手を動かせるため、独学でつまずきがちなポイントも視覚的に理解できます。Accessの画面操作から簡単なシステム作成までを丁寧にカバーしており、短時間で全体像を掴みやすい構成です。

5. 実務に近いシステムを作って学びたい人へ
『Access業務アプリ プロが教える設計と開発の基本』(日経BP)
ある程度基礎を理解した後、次にステップアップするならこの本です。実際の業務を想定したサンプルアプリを通して、Access開発のプロセスを体験できます。要件定義から設計、実装、運用まで、システム開発の一連の流れを体系的に学べるのが魅力です。

6. 無料で学べるマイクロソフト公式リソース
Microsoft Learn – Access学習コース
Microsoftが公式に提供する「Microsoft Learn」では、Accessの基本操作や応用技術を無料で学べるオンラインチュートリアルが充実しています。最新バージョンに対応しており、信頼性が高いのが特徴です。Office365を使っている企業の方にもおすすめです。

Accessでのシステムを始める際は、最初に適切な教材を選ぶことが成功の鍵になります。書籍で基礎を固め、オンライン講座で実践を重ねることで、独学でも十分に業務システムの開発スキルが身につきます。焦らず段階を踏んで学ぶことが、失敗しないAccess開発の第一歩です。


 

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